ISO14001
国際標準化機構 (ISO) が発行した環境マネジメントシステムに関する国際規格である。 プラスチック製品のメーカーにも環境対応が要請されており、当該規格を取得しているプラスチックメーカーもある。
06-6110-5675
国際標準化機構 (ISO) が発行した環境マネジメントシステムに関する国際規格である。 プラスチック製品のメーカーにも環境対応が要請されており、当該規格を取得しているプラスチックメーカーもある。
国際標準化機構 (ISO) が発行した品質マネジメントシステムに関する国際規格である。 プラスチック製品のメーカーにも厳しい品質管理が要請されており、当該規格を取得しているプラスチックメーカーは多い。
プラスチック製品等を梱包する段ボール等のケースに対し、テープ1本でI字型に留める貼り方である。テープ3本で留めるH貼りに比べて、強度は落ちるが作業効率は上がる。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、板金など金属部品の一部にプラスチックを組み込み、一体化させる成形方法である。
内容物の容器包装資材への充填後に殺菌する殺菌方法である。
プラスチック製品の形状を安定させるために、熱や機械的な応力でできた内部歪みを除去する熱処理方法である。
一般的には、ブリキ製で高さの低い平べったい円柱形である。被せ蓋と胴(身)で構成されている。中身の飴(錠剤)が取り出しやすいように飴サイズの穴が開いた中栓がついている。
プラスチック製品の成形時に、通常の前後または左右の金型開閉では取り出せない凸凹形状のことである。
プラスチック製品の成形時の熱劣化・長期間使用時の光劣化等を抑制するために用いられる添加剤である。
厚い紙のことである。プラスチック製品等を梱包する段ボールや菓子の化粧箱等、包装資材としての使用が多い。
病気の「診断・治療・予防」を目的とした薬品のこと。厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められたもの。国内で医薬品として譲渡を含め流通させるには、厚生労働大臣による製造販売承認が必要。承認のないもので医薬品、医薬部外品、化粧品もしくは医療機器に該当しないものは「効能」「効果」をうたうことはできない。
厚生労働大臣が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されているもの。医薬品と化粧品の中間的な分類。予防効果をうたったり、医薬品よりは緩和だが人体に何らかの改善効果をもたらすものがこれに含まれる。
医薬部外品を製造するための許可である。製造工程のすべてを行うことのできる一般区分と、製造工程のうち包装・表示・保管のみを行うことのできる包装・表示・保管区分がある。ただし、医薬部外品製造業許可だけでは医薬部外品を市場に販売することはできない。医薬部外品を市場に販売するためには医薬部外品製造販売業許可が必要となる。
医薬部外品を製造販売するための許可である。ただし、医薬部外品製造販売業許可だけでは医薬部外品を製造することはできない。医薬部外品を製造するためには医薬部外品製造業許可が必要となる。
色指定の基準書であり、DICとPANTONEが代表的である。ラベル等の色合わせに用いる。
入力した文字データ等を細かなインクの粒子を吹き付けた点で印字できるプリンターである。プラスチック容器等、多くの素材に印刷でき、消えにくいことから製品の製造ロットを印字する時に使われることが多い。製品が流れるベルトコンベアと平行の向きにしか印字できない。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、金型に金属部品を組み込み、プラスチック成形時に一体化させる成形方法である。
プラスチック製品の成形方法のひとつ。射出成形により原型となるパリソンをつくり、その中に空気を吹き込んで容器を作る成形方法。ダイレクトブロー成形と比較して口元の精度が高い。パリソン製造と容器製造を一貫して行うホットパリソン方式と、インジェクションで製造したパリソンをセットして容器製造を行うコールドパリソン方式がある。ロット10万を超えるような大量生産向きなのはコールドパリソン方式(飲料水ペットボトルなど)。
内容物をポリエチレン・ナイロン等の軟包材に充填後、インパルス(大電流)で加熱してシール(溶着)する機械である。足踏み式、手動のレバー式などがある。
射出成形品に発生する線状のむらのことである。成形時に金型内で溶けたプラスチック原料がぶつかってできる。ウエルドラインが発生しない金型構造が求められる。
ポリウレタンに発泡剤・整泡剤・触媒・着色剤等を混合し、樹脂化させながら発泡させたものである。
ポンプを押すと容器内の空気が抜けて中身が吐出される構造のポンプである。中身が減ると容器底部も上昇するため、チューブが必要無い。通常のチューブ付きポンプ容器よりも複雑な構造なので割高となる。
プラスチックの原料であるポリエチレンの一種である。電気絶縁性、耐水性、耐薬品性に優れ、LDPE(低密度ポリエチレン)より耐熱性、剛性が高い。シャンプー容器・洗剤容器・バケツ等、幅広く使われる。原色は白っぽく半透明であるのが特徴。着色することで不透明にすることが可能。HDPEはハイデンとも呼ばれる。
抜取検査で合格にしてよい不良率又は100単位当たりの欠点数の上限値のことである。
非常に高いガスバリア性をもつ機能性プラスチック原料(エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH))。1972年にクラレ社が製造・販売を始めた。内容物の変質・劣化を防ぐため、マヨネーズやケチャップ等の食品容器・医薬品容器・化粧品容器等、幅広く使用されている。
プラスチック製品等を梱包する段ボール等のケースに対し、テープ3本で真ん中と両端をH字型に留める貼り方である。テープ1本で留めるI貼りに比べて、作業効率は落ちるが強度が上がるため、重たい品物を入れる場合に適している。
プラスチック製品の射出成形において、成形品を金型から取り出すために突き出す装置のこと。製品の裏側をピンで押して金型から取り出す。
プラスチック共重合合成プラスチック原料である。優れた衝撃性や剛性を持ち、表面がきれいで、加工性も良いため、自動車・電気・電子機器等の外装に幅広く使われる。容器にはあまり使われない。
ガラス繊維などと組み合わせることで強度を高くした繊維強化プラスチックのこと。軽量で耐久性がよく、航空機や自動車などの乗り物から、ユニットバスなどの住宅設備機器まで幅広く使われる。容器に使われることはほぼない。
プラスチックの原料であるポリエチレンの一種である。LDPE(低密度ポリエチレン)と比べて高強度・低抽出分・シール性に優れる等の性質を持っており、フィルムやラミネート素材として幅広く使われる。
プラスチックの原料であるポリエチレンの一種である。電気絶縁性、耐水性、耐薬品性、環境適性に優れるが耐熱性は乏しい。柔らかく、包装材(袋、ラップフィルム、食品チューブ)・農業用フィルム・臨床検査器材(スポイト)等、幅広く使われる。LDPEで成形したものは白っぽく半透明であるのが特徴(着色剤入れていない原色の場合)。LDPEはローデンとも呼ばれる。
汎用プラスチックと比べて、強度・耐熱性等、特定の機能を強化したプラスチックである。自動車・電機・電子機器の部品などに主に使用されており、ポリアセタール(POM)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネート(PC)・変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)・ポリブチレンテレフタレート(PBT)が5大汎用エンプラとされている。容器に使われることはほぼ無い。
ベルトコンベアがついたシーラー(袋を熱溶着する機械)である。内容物を充填したシール前の製品が自動でシールできるので作業効率に優れる。
メーカーが他社ブランドの製品を製造する事である。OEMにおいては、商品企画等を委託者側が行い、製造は受託者であるメーカーが行う。コスト削減や納期短縮のために活用されている。医薬品業界・化粧品業界・健康食品業界でもOEMが進んでいる。
粉体を攪拌しながらスクリュー(オーガー)で充填する充填機である。微粉末や流動性の悪い粉体の充填が可能となる。
内部を高圧力にすることが可能な耐圧性の装置や容器、あるいはその装置を用いて行う処理のこと。医療器具や臨床検査器具の滅菌処理(オートクレーブ滅菌)に使われる。
プラスチック製品が紫外線等にさらされることにより黄色く変色することである。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、プラスチック原料を加熱シリンダー内で軟化溶融させ、スクリューで押出して断面の形状が一定の製品を連続的に成形する方法である。例)樹脂パイプやモールなど。
限界までプラスチック容器等に液体を入れた時に入る容量のことである。オフ量、OF量とも表記される。
プラスチック成形金型の可動側型板と固定側型板を位置決めするためのピンのこと。
医薬品及び医薬部外品のうち、人体へ直接用いる全ての薬剤の総称である。外皮用薬・点眼薬・点鼻薬・点耳薬・口腔薬・坐薬に分類できる。
プラスチック製品を印刷する際に印刷インキの密着性を向上させるため、短時間火炎と製品を接触させる前処理のこと。
一般的には、ブリキ製で直方体形、円形の小さな口径の口部があり、オイル・溶剤等、低粘度の内容物を入れるのに向いている。
物の質量を、物を入れた容器の容積で割った値である。たとえばプラスチック容器等の空隙を含む場合、プラスチック原料の重量(g)÷体積(cc)で求められる。
油脂の酸化度合いを測る指標のこと。
金型内で発生したガスを排出するための数μm程度の溝状の機構のこと。ガスの発生源は溶けた樹脂。
マチ(奥行)付き袋である。横ガゼットタイプ、底ガゼットタイプがある。内容物を充填後に自立した状態で陳列すること、容量が大きくなること、マチに大きな印刷が出来ることなどが強みである。
医薬品や化粧品の寿命を見るために、通常の利用環境より厳しい条件(温度・湿度等)による試験を行い、試験時間を短縮するための方法のこと。
プラスチック製品の射出成形において、金型内に充填されるプラスチック原料の圧力に対抗して、金型を閉じておくための保持力のこと。
一般消費者が通常使用する繊維製品・合成樹脂加工品・電気機械器具及び雑貨工業品のうち、消費者がその品質を判断できないものについて、性能、用途、取扱い上の注意等の表示すべき事項と、表示をする上で表示者が守らなければならない事をが品目ごとに定めた法律。
箱の組立てと同時に商品の箱詰めもする機械である。食品・医薬品・化粧品等、幅広い分野で使われており、主に大ロットの場合に用いられる。
金属製やプラスチック製の製品を製造するための型のことである。例えばプラスチック製品においては、金型内に成形機からプラスチック原料を流し込み、固化するまで金型で締め付けることで製造する。
金型の設定温度、もしくは実測温度である。プラスチック製品の成形品質やスピードに大きく影響する。
冷凍装置を備え、冷却水の温度を低くして循環させることが出来る装置のことである。冷却時間を短くすることはプラスチック製品の成形スピードに大きく影響する。
官能検査は人の感覚(味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚等)を用いて評価・判定する方法である。製品の品質を判定する検査であり、食品・香料・工業製品等について用いられる。
製品の内部に発生する空気・ガス等のことである。プラスチック製品の冷却過程で収縮により内部気泡ができることがある。
順方向には流体を流すが、逆方向に流れようとすると自動的に閉弁する構造にした弁である。プラスチック製品ではエアレスポンプ等に使われる。
プラスチック製品の射出成形の金型で、成形品が成形される隙間のことをいう。また、金型自体の凹部のことをいう場合もあり、逆に凸部をコアという。
上下に差込フタが付いた簡易な箱のこと。
「Quality Control」=品質管理のこと。
金属やプラスチック等の表面を鏡のように平滑に、かつ光沢のある状態に仕上げる方法のことである。
金属や金箔で樹脂製品を加飾したもの。キャップに使われることが多い。金装飾は金冠・蒸着・ホットスタンプとあり、金冠が最も高く、蒸着、ホットスタンプの順となる。
例えば、複数のプラスチック部品を組み立てて最終製品とすることである。アセンブリともいう。近年は処方組のみを内製化し、混合・充填の加工、検品・組立・包装の二次加工を外注化することが増えている。
内部の応力、または外部の衝撃等により、プラスチック製品に生じた欠け・割れ目不良のこと。
印刷方式のひとつで凹版印刷の一種。お菓子のフィルム包装材等で広く使われる。大ロット製作、リピートの多い商品に向いている。初回の版代は他の印刷方式に比べて高い。陰影や質感等グラデーションの表現にも優れている。
化粧品用クリーム等に使用されている円筒形の広口容器のこと。キャップ・本体ともインジェクション成形であり、本体は1パーツの場合と2パーツの場合がある。
二酸化炭素や窒素酸化物等の環境有害物質の排出量が相対的に少ないエネルギー源のことである。自然エネルギーである水力・風力等に加えて、化石燃料の中では有毒物質の発生が少ない天然ガスもクリーンエネルギーに含まれる場合がある。
使用する部品や資材を選定・調達する際に、品質や価格、納期に加えて、環境負荷の小さいものを選択基準のひとつとすることである。プラスチック原料としても、さとうきびからなるバイオマス原料等が注目されている。
陽圧管理で空気清浄度が確保された部屋のことである。例えばクラス100,000とは、1立方フィート中に含まれる0.5μm以上の微粒子数が100,000個以下のことである。プラスチック製品では医薬品・化粧品容器の成形工場に多い。
経済ロットとは、発注費用と在庫維持費用との合計費用が最小となる数量のことである。単に採算ベースに乗る発注量を指す場合もある。
薬・サプリメント・ミントなどの錠剤を少量持ち歩くためのコンパクトなケースである。材質としてはプラスチック製のものとブリキ製のものがある。横スライド・ヒンジ・被せフタ方式などがある。
プラスチック製品の射出成形で、金型にプラスチック原料が流れこむ入り口のことである。プラスチック原料の逆流防止・圧力調整・プラスチック原料温度のコントロール等の機能も付与されている。
注ぎ口のついた胴部分と計量機能付きキャップの2パーツで構成されたキャップ。液体洗剤や液体入浴剤等によく使われる。
効能・効果が緩和なもので、「肌を清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つ」などの目的で使用される製品のこと。
事業者の公正な競争と一般消費者の適正な商品選択の確保のために、景品類の提供制限や表示の適正化等に関する事項について決めた業界ルールである。
化粧品を製造するための許可である。製造工程のすべてを行うことのできる一般区分と、製造工程のうち包装・表示・保管のみを行うことのできる包装・表示・保管区分がある。化粧品製造業許可だけでは化粧品を市場に販売することはできない。化粧品を市場に販売するためには化粧品製造販売業許可が必要となる。
化粧品を製造販売するための許可である。ただし、化粧品製造販売業許可だけでは化粧品を製造することはできない。化粧品を製造するためには化粧品製造業許可が必要となる。
機械、または目視でプラスチック製品のキズ・色調等の不具合、印字が判読できるか等を確認すること。近年は処方組のみを内製化し、混合・充填の加工、検品・組立・包装の二次加工を外注化することが増えている。
使用後はつぶして減容化が可能なプラスチック製の容器。おりたたんで廃棄することで廃棄物の体積を減らせる。
プラスチック製品の射出成形等の金型で凸部(可動側)のこと。反対側(固定側)の凹部をキャビティという。
プラスチック製品の基準値と寸法測定値で許容される誤差のこと。
物体の曲げ・ねじり等の力に対して歪まない性質のこと。プラスチック部品は高い剛性を有している。
人工的に作られた高分子化合物からなる物質の総称。ポリエチレン・ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂(熱で溶ける性質)と熱により固くなる熱硬化性樹脂に大別される。
顧客からのQCD(Quality,Cost,Delivery)要望に応えるために、工場内で、製造設備・労働力・資材等を効率的に活用する管理活動のこと。
印刷や裁断等をする際のズレを防ぐ位置合わせの役目がある長方形のマークのこと。パウチなどの軟包材やチューブなどによく使われる。
プラスチック製品の延伸ブロー成形(ストレッチブロー成形)において、パリソンを作る工程とブローする工程とを分けて成形する方法である。ホットパリソン法に比べ、少品種大ロット向きの製造方法。
主に粉体の原料及び副材料等を配合したのち、均一に混ぜ合わせることである。粉体混合機には、混合容器自体が回転するドラム式、混合容器は固定されかき混ぜ器が稼働するリボン式がある。近年は処方組のみを内製化し、混合・充填の加工、検品・組立・包装の二次加工を外注化することが増えている。
製品のQCD(Quality,Cost,Delivery)を確保するために、各作業のやり方や条件について標準化したものである。一般的には作業標準書として整理される。
プラスチック製品のブロー成形における表面不良で、さめの肌のようにざらざらする状態である。
油脂の性質を示す指標となる数値のひとつである。油脂1gに含まれる遊離脂肪酸を中和するのに必要な水酸化カリウム量のmg数のことである。
粉末状の研磨剤を圧縮空気とともに吹き付ける表面処理法であり、樹脂に使われる場合、アクリルの艶消し加工などに行われる。
臨床検査器材のひとつであり、検液(少量の尿等)を入れ自動分析機で分析する
クリームジャー容器の上に置く、クリーム等内容物自身の保護とキャップへの汚れ付着防止のための シートである。
プラスチック製品等の量産前に、寸法・重量や他の部品との嵌合性等検証のために作ること。通常、試作費用がかかる。
日本工業規格のことであり、Japanese Industrial Standardsの略。
化粧箱等の底面を4枚の組み合わせにした、差込式のキャラメル箱より強度を持たせた箱である。強度があるため、化粧品や香水、雑貨等の重量のある商品を入れるのに使われる。
プラスチック製品の射出成形において、溶融プラスチック原料をスクリューによりノズルから金型へ射出する際の圧力である。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、加熱して軟化したプラスチック原料を、射出圧を加えて金型に充填するプラスチック製品の成形方法である。同じ製品を大量に製造する事ができる。
プラスチック製品の射出成形において、溶融プラスチック原料をスクリューによりノズルから金型へ射出する際の速度である。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、ポンプを押すことで内容物の液体が吐出されるスプレーのことである。手指の殺菌、消毒用途で使われることが多い。
各種容器・分包・パウチ等に粉末・錠剤・液体等を入れること。近年は処方組のみを内製化し、混合・充填の加工、検品・組立・包装の二次加工を外注化することが増えている。
製品名等表示・汚れ防止・改ざん防止等のために、フィルムでプラスチック容器等を覆う包装加工である。
真空中で金属や金属酸化物などの成膜材料を加熱して、溶融・蒸発または昇華させて基材や基板の表面に蒸発、昇華した粒子を付着・堆積させて薄膜を形成する技術のこと。キャップ、容器の加飾に使われる。
金型キャビティに溶融プラスチック原料を注入すること。
プラスチック製品の射出成形において、射出原料不足・射出圧力不足等により、溶融原料が製品の末端まで行き渡らない成形不良状態のこと。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、加熱・軟化させたプラスチックのシートを型に合わせて真空吸引する成形方法である。卵のケースや、コンビニ弁当のプレート等によく用いられる。
袋の底にマチを付けて自立できるようにしたパウチである。各種食品や詰替洗剤・シャンプー用等、幅広く使われ、材質・開封口の形態により様々な製品がある。
臨床検査器材のひとつであり、血液や尿を入れる試験管のこと。管の先が細くなっている形状のものが多い。採った血液や尿は自動分析機で分析する。
スポイトとは臨床検査器材のひとつであり、少量の液体を吸い上げ、他の容器等に移動するために使われる道具である。使い捨てではLDPE(低密度ポリエチレン)が素材として使われる。
プラスチック製品の成形において、1回の成形を始めてから完了するまでの時間のこと。製造個数とコストに大きく影響する。サイクルタイムとも呼ばれる。
プラスチック製品を金型から取出したあとに、時間が経って体積が縮むこと。縮む比率(収縮率)を計算して製品の寸法設計を行う必要がある。
プラスチック製品の成形において、バリやショートショット等の不良品が生じにくい、製品冷却時間が短い等、いわゆる成形材料の成形のしやすさのことである。
製造物の欠陥により、人の生命、身体または 財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定める法律。
製品に関する材料・寸法・機能・検査・梱包等の取り決めのこと。
微生物によって完全に消費され、自然的副産物のみ(水・二酸化炭素)を生じるプラスチック原料のこと。現在市場に出回っている生分解性プラスチックのほとんどはポリ乳酸である。ポリ乳酸の生分解には摂氏50℃以上の温度が必要なので海洋環境中では、ほとんど分解されないか、極めて長い年月がかかると言われている。海洋生分解性プラスチックはまだ開発段階。
プラスチック容器を梱包する際に、容器同士があたって傷が付かないようにするため、整列して並べて梱包する方法。傷は付きにくくなるが手間がかかるためコストアップ要因となる。
プラスチック製品が成形後に辺に対して平行線方向に変形すること。
250~400℃の比較的低温で、有機塩素を含むプラスチックを不完全燃焼すると発生しやすい物質。
プラスチック製品等の工業製品が、屋外で使用される場合、太陽光・温度・湿度・雨等の屋外の自然環境に耐えうる性質のことである。
プラスチック製品等の工業製品が、静電気を帯びるのを防ぐために、成形材料に添加したり、表面に塗布したりする副資材のことである。界面活性剤・無機塩・多価アルコール・金属化合物・カーボン等がある。
プラスチック製品等の工業製品が、高温に耐えうる性質のことである。具体的には、熱の影響でクラック・そり・黄変などが起こりにくさのこと。
プラスチック製品等の工業製品が、燃焼に耐えうる性質のことである。
プラスチック製品等の工業製品が、薬品に耐えうる性質のことである。「耐薬品性が高い」とは、アルカリ・酸類・酸化剤・有機溶剤・塩類等の薬品に対して、溶けたり、膨張したり、反応しにくいということ。
プラスチック等の工業製品が、油類に長時間接触しても性状の変化を起こさず、使用に問題がない性質のことである。
プラスチック等の工業製品が、有機溶剤への長時間の接触に対して膨張・軟化・溶出・変形しない性質のことである。
プラスチック容器のブロー成形において、2種類以上の特性の違うプラスチック原料を2層以上(多層)に重ねて成形する方法である。
プラスチック製品の射出成形において、金型を縦方向に開閉する射出成形機である。横型射出成形機と比較して、インサートの保持が容易で幅を取らないが、天井の高い場所でしか設置できない。
錠剤(タブレット)を入れるプラスチック製や金属製の容器。サプリメント等の携帯用ケースを指す場合もある。
樹脂成形用の着色剤を含んだ粒状の着色原料のこと。規定の割合で樹脂原料と混ぜて使用する。使用前に撹拌機での攪拌が必要。粉末顔料と違い、飛び散ったり舞う心配が無い。
超音波振動により発生する摩擦熱で行なう溶着のことであり、融点が低く剛性が高いプラスチック製品、2パーツからなるクリームジャー容器本体の溶着等に使用されることが多い。
原色を混ぜ合わせて好みの色を作ること、またはその色である。調色には使い捨て容器が使われることが多い。
「使い捨て」のこと。調色用ディスポカップやサンプルカップ・スポイト等の臨床検査器材はディスポーザブルプラスチック製品の典型である。
ディスポーサブルカップ(使い捨てのカップ)の略称。塗料を混合して調色する時等に使われる。弊社でもポピプロピレン製で取り扱いございます。
プラスチック製品の射出成形においては、成形品の取出しを容易にするために金型に付ける抜き勾配のことである。
ラミネート品(パウチ・フィルム・ラミネートチューブ等)の層間が剥離する現象である。一例ではリモネンという柑橘類に含まれる成分がアルミ層に触れるとデラミネーションを起こすことがある。
プラスチック原料の物性改善(酸化防止・紫外線吸収・難燃等)に用いる添加物のこと。
主に植物から得られるやに状物質(松やに、琥珀等)のことである。プラスチック製品の成形に使われるポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂に対比する物質である。
プラスチック容器やフィルムが水蒸気を外に出す性質のことである。食品や医薬品等は内容物を保護する必要があるため、透湿性が低いこと(防湿性があること)が求められる。
プラスチック製品の着色剤であり、粉末状で顔料と金属石鹸等を混ぜ合わせて作られる。製造にほとんど手間がかからないため、最も安価な着色剤であるが、飛散しやすい、機材を汚しやすい、計量が難しい等の欠点がある。
溶剤で希釈した接着剤を一方のフィルムに塗布し、フィルムの表面を熱風で乾燥させ溶剤を除去し、もう一方のフィルムと貼り合わせる方式のことである。レトルト食品のパック・フィルム等、耐熱性が必要な製品によく使われる。
金属を主材料とした200リットル以上の大型缶のこと。ガソリン・灯油等の燃料油、塗料・溶剤等の工業材料を入れて運搬・貯蔵されるのによく使われる。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、握ると内容物の液体が霧状に吐出されるスプレーのことである。ガンスプレーポンプともいう。消毒液・消臭剤・園芸用品・殺虫剤・防虫剤等によく使われる。
プラスチック製品の中でも、特に傷つきやすい容器(PET製等)を薄いプラスチックのトレーに横倒しに並べて梱包することである。
キャップ等の締め付けの強さ管理のことである。プラスチック容器の内容物の漏れ防止のため、キャッパー等にてトルク管理を行うことが望ましい。
ブロー成形において、パリソンが自重によりたれさがることであり、プラスチック容器上下の肉厚に違いが出る原因となる。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、ポンプを押すことで粘性の高い内容物の液体が吐出されるポンプのことである。ディスペンサーポンプともいう。シャンプー・乳液・ローション・除菌ジェル・日焼け止めによく使われる。
とがった注ぎ口のついた胴部分と注ぎ口に嵌るキャップで構成されるキャップ。ハチミツやボンド等、粘度の高い内容物によく使われる。
石油を原料とするポリアミド合成繊維から作られた繊維の一種である。ガスバリア性が必要な多層ブロー容器によく使われる。摩擦にも強い性質。
プラスチック原料そのままの色(原色とも呼ばれる)のことである。ポリエチレン(PE)容器・ポリプロピレン(PE)容器では半透明、PET容器では透明になる。
原油を分留して得られる軽質油である。多くのプラスチック原料価格はナフサ価格に連動する。
プラスチック製品等の工業製品が、燃焼に対して抵抗する燃えにくい性質のことである。多くのプラスチック製品は燃えやすいため、難燃性を高めるために難燃剤を添加することがある。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、あらかじめ射出成形でつくったプリフォームを縦・横2方向に高倍率で延伸してボトル強度を向上させ、高圧空気を吹き込んでプラスチック容器を成形する方法である。飲料用ペットボトルはこの方法で作られる。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、二つの金型を使って二色のプラスチックや硬さの違うプラスチックから構成される製品を一体成形することである。
化粧箱等を作るに際して、ベニヤ板に製品の展開図どおりに刃をつけたもの。オーダー品は最初に抜型作成費用がかかる。メーカーによって落版となる条件が変わるので最初に確認しておくことが望ましい。
プラスチック製品が成形後に対角線方向に変形する成形不良。
加熱すると軟化し、冷却すると硬化する可逆的変化のプラスチックである。ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)・PET等が該当し、量産成形に適している。
加熱すると硬化し、冷却しても元の状態に戻らない非可逆的変化のプラスチックである。フェノールプラスチック原料、エポキシプラスチック原料、ポリウレタン等が該当する。
プラスチック製品の成形方法のひとつであり、熱可塑性プラスチック原料のシートを加熱軟化させて形をととのえ、冷却して成形品を作る成形方法である。真空成形や圧空成形が該当する。
温度差により生じる伝熱において、その速さを規定する物理量である。プラスチックの熱伝導率は、他の工業材料と比べてかなり低い。
成形品にプラスチック原料以外の異物が入ることである。ゴミが混入してプラスチック製品に練りこまれるコンタミと、プラスチック原料が炭化した焼き付きが蓄積し、剥がれ落ちてプラスチック製品に練りこまれる黒点がある。
物質のねばりの度合である。一般的に、粘度が高い内容物にはドロップポンプ(ディスペンサーポンプ)、粘度が低い内容物にはトリガースプレーポンプ(ガンスプレーポンプ)・シャワースプレーポンプ・ミストスプレーポンプ(フィンガースプレーポンプ)が使われる。
プラスチック成形機の残留原料や運転中に出る内部ゴミを洗浄することである。
ブロー成形で作られたプラスチック製品の金型分割面によって出る線のこと。
バイオマス(枯渇性資源ではない、現生生物体構成物質起源の産業資源)を原料としたプラスチックと生分解性を持つプラスチックの総称。原料として植物等の再生可能な有機資源を使用することにより、石油などの化石資源にできるだけ頼らずに持続的にプラスチック作ることができる素材のこと。バイオマスプラスチックが全て生分解性プラスチックとは限らないので注意が必要。
内容物充填時に充填する機械に残ってしまい、製品として使えない損失分の事である。小ロットの場合は特に配管ロスが大きくなる。%で表現することが多い。
液体の入ったプラスチック容器において、容器の側面が膨らんだりへこんだりすることである。丸型容器よりも角型容器の方が目立ちやすい。
異種材料の混入等により、成形したプラスチック製品の表面が薄い層状になり剥がれやすくなることである。
液体や気体等が漏れないよう、または外部から侵入しないように気密性を高めるために、キャップに嵌められる薄いプラスチック片である。液漏れしないように、容器の口がパッキンにしっかりあたるようにはめ込む必要がある。ソフトロン、ハイシート、PPハイシートなどの種類がある。
プラスチック製品の表面に小さな白色の傷のような模様が出ることである。射出圧力の掛け過ぎが原因であることが多い。
布・皮・ゴム等柔軟性のある素材でできた軟らかいバフを使用して、プラスチック製品の研磨やつやだしを行なうことである。
プラスチック原料が金型のすきまに流れて固化し、プラスチック製品から突出した部分のこと。外観不良の原因となる。
ブロー成形において、空気を吹き込む前段階の筒状になったプラスチック原料のこと。
プラスチック製品のブロー成形において、パリソンが肉厚や温度の不均一によって湾曲すること。
プラスチック容器に対する内容物(中身)のことである。例えばミストスプレーポンプ容器に対するアルコール除菌液のことである。
物流に用いる、荷物を載せるための荷役台のことである。樹脂製と木製がある。大きさも何種類もある。
プラスチック製品の成形原料が冷却固化する際に、成形品の厚い部分が他の部分より大きく収縮することにより、表面にできる凹みのことである。
熱可塑性プラスチックで、広く工業用から日用品雑貨に至るまで使われているプラスチック原料のこと。PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)など。
固体及び液体の場合は4℃の水と当該物質の質量比、気体の場合は0℃1気圧の空気と当該物質の質量比のことである。
液体の一定量を正確に移し入れるための、目盛りの付いた先細の管のこと。スポイトと厳密な区別はない。
プラスチック製品のひとつで胴径と同じくらい口径の広い容器のこと。材質はポリエチレン(PE)製・ポリエチレン・テレフタレート(PET)製が多い。形状は丸型が多いが角型もある。平キャップを使う場合が多いが、ふりかけキャップ・トンガリキャップ・芳香剤用キャップ等を使う場合もある。
キャップの本体と蓋がヒンジでつながっているキャップの事である。片手で開閉ができる。パッキン+キャップに比べると気密性が劣る。
樹脂成形品の表面に小さな穴が開いている成形不良のこと。
プラスチックを素材として作られた段ボールシートである。通常の段ボールに比べ強度や耐久性に優れているがコストが高くなる。
キャップの一部がヒンジになっており、開けると内容物を振って出す穴がついている。1つ穴、4つ穴、5つ穴などがある。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、指で天面を押すと内容物の液体が霧状に吐出されるスプレーのことである。ミストスプレーポンプともいう。化粧水・ヘアケア・香水等の化粧品や、除菌スプレー、消毒スプレー、消臭剤・ルームフレッシュナー等によく使われる。
真空成形の透明プラスチック部分と台紙で構成された包装形態への加工のこと。大抵、店頭吊り下げ用の穴が付いている。化粧品や家電背品等、中身を見せたいときによく使われる。熱圧着式とスライド式がある。
金属缶などを作る際に、金型に素材をはさみ、プレス機によって加圧することで、素材を金型の形に成形する加工方法である。飴缶等の浅い缶は2パーツ、丸缶・角缶・山高缶(トックリ缶)等の深い缶は3パーツの場合が多い。
ガラス瓶の表面をフッ酸処理により、高級感のあるきめ細かい乳白色のガラス瓶に仕上げる加工方法である。
印刷されたプラスチック容器等どうしがインキの粘着性によりくっついてしまう不良のこと。乾燥工程時間が短いと起こる不良。速乾性の高いUV印刷では起こりにくい。
プラスチック製品の射出成形において、金型キャビティ内の成形材料の流れの跡が成形品に現れることである。
本来は、1分間の回転数のことである。包装、充填業界では充填において、1分間に充填できる個数のことを表すことがある。
充填において錠剤・顆粒等の製品を包むこと。素材としては紙・アルミ箔・アルミ蒸着・ナイロン等、充填の内容物に応じて様々な素材(フィルム)が使われる。
粒状化したものを指す。プラスチックの成形材料はペレット化されている。
プラスチック製品のそりとねじれのことである。
プラスチック製品の成形時に、空気やガスをキャビティから放出するための溝や穴のことである。
プラスチック製品の射出成形において、保圧している時間のことで成形品の収縮率等に大きな影響がある。
プラスチック製品の射出成形において、製品内部に発生する泡のことである。射出された材料内に空気が既に入っている場合と内部応力が減圧になり出来る場合がある。
製品を出荷できる形に梱包すること。例えば、プラスチック容器を段ボール箱に整列し、テープをH張りして梱包することである。近年は処方組のみを内製化し、混合・充填の加工、検品・組立・包装の二次加工を外注化することが増えている。
プラスチック製品のひとつで胴径に比べて口径の細い容器である。材質はポリエチレン(PE)製・ポリエチレン・テレフタレート(PET)製が多い。形状は丸型が多いが、オーバル型・角型もある。用途に応じて平キャップ・中栓・穴あき中栓・ヒンジキャップ・ミストスプレーポンプ(フィンガースプレーポンプ)・トリガースプレーポンプ(ガンスプレーポンプ)・ドロップポンプ(ディスペンサーポンプ)等、様々なキャップを使う。
プラスチック製品等に、金属光沢を装飾する事ができる箔押しを呼ばれる印刷技術のこと。
加熱して融かして接着させる接着剤であり、通常の接着剤では難しいプラスチック製品の接着に向いている。
プラスチック製品の原料であり、容器やフィルム等、様々な用途に使われる。耐薬品性・強度・防水性に優れるが耐熱性は低く火や熱に弱い。HDPE(高密度ポリエチレン=一般的な容器に使用)、LDPE(低密度ポリエチレン=スポイト、容器中栓に使用)、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン=軟包材のラミネート素材に使用)等、用途によって使い分けられる。
プラスチック製品の原料のひとつ。ペットボトル、食品カップ、包装フィルム、シュリンク素材など様々な用途に使われている。透明度が高いという特徴を持つ。ボトルの場合、通常の耐熱性は50℃ほど。耐熱ペットボトルでも80℃ほどである。耐薬品性、耐酸性、耐有機溶剤性は低い。強アルカリ液性の内容物には向いていない。アルコール液にも不向き。フィルムに使用される場合は耐熱温度は200℃近くまでと高くなる。
プラスチック製品の原料のひとつ。塩ビとも呼ばれる。機械的強度にも優れる。耐薬品性にも優れており、ほとんどの酸・アルカリ・塩類等に浸されることがない。耐熱性は弱い。
プラスチック製品の原料であり、容器等の食品包装材料やCDケース、家電製品等に利用されている。耐水性・耐薬品性に優れているが、熱に弱く、衝撃耐久性が低い。
プラスチック製品の原料であり、家電製品や文房具、自動車用のパーツ、おもちゃ等、幅広い用途に使われる。機械的強度・耐熱性・耐薬品性に優れるが耐候性に劣る。ランダム、ブロック、ホモなどのグレードがある。ランダムグレードで成形すると半透明になる。
プラスチック容器に付属する吐出部のひとつであり、ノズルを押すと均一で一定量の泡を吐出される。ハンドソープや洗顔料等に使われる。
内容物の容器包装資材への充填前に殺菌する殺菌方法である。
プラスチック製品の着色剤であり、ペレットの中に高濃度の顔料が練り込まれており、ナチュラルペレットと混ぜる量を調整することで、容易に色の濃淡を変えられる。均一性にも優れ飛散や機材汚染の心配もなく、着色ペレット(ペレット状カラー)に比べ安価である。
一般的には、ブリキ製で円柱形、口が大きく開いており、塗料・パテ・接着剤等、高粘度の内容物を入れるのに向いている。
例えばスポイトやスピッツの臨床検査器材についた、すべての菌を死滅させ除去することを目的として行われる処理である。方法としてはオートクレーブ・電子線・EOG等がある。
1インチ(25.4mm)の長さの間にある網目の数である。一般的には線径×メッシュ数で表示され、φ0.1×100m/s(メッシュ)は、「線径0.1mm、1インチのメッシュ数100(=目開き0.154mm)」のことである。粉体充填の際、事前に異物除去等を目的として、メッシュを指定してふるいを掛ける場合がある。
射出成形用金型を構成するのに必要な外周部分の部品を集めて規格化したものである。モールドベースを使用することで、金型作製の短納期化や低コスト化が図れる。
プラスチック製品の表面に発生する黒い燃焼物である。熱分解された樹脂原料又は残留空気による燃焼が原因である。
ブリキ製の円柱形で山形に絞った先に口がある缶。内容物が注ぎやすくなっている。角缶よりさらに口径が小さく、溶剤・オイル等、低粘度の内容物を入れるのに向いている。
UVインキを使用する印刷方法。UVインキは紫外線(Ultra Violet)を照射することで瞬間的に硬化乾燥する特徴を持つ。インキの乾燥時間が非常に短いので、短納期対応が可能。ロットが大きくなればなるほどコスト面で有利となる。小ロット製品には向かない。
加熱により溶接棒(基本的には接合したい2つのプラスチック部材と同材質)を溶かして、二つのプラスチック部材の接合部分に押し当てて接合する方法である。
熱可塑性のフィルムやシートを熱で溶かし、プラスチック部材を接合する方法である。熱溶着・高周波溶着・超音波溶着の3種類がある。
プラスチック製品の射出成形において、金型を横方向に開閉する射出成形機。縦型はまれである。
分析業務における人為的ミスである。例えば、サンプルカップ・スピッツ・スポイト等の臨床検査器材をディスポーザブルにする理由は、ガラス器具の洗浄漏れ等のラボエラー防止のため。
複数の材料を貼り合わせて積層させる加工方法である。製品例としては、パウチやお菓子袋などのフィルムやラミネートチューブがある。
プラスチック製品の剛性や強度を向上させるため用いる補強部分である。
プラスチック製品においては、紫外線によって変色したり、脆くなったりすることである。
滑り止めを目的として、容器のキャップ側面に入れる縦ギザ状の溝のことである。医薬品容器・雑貨容器のキャップにはローレットありが多く、化粧品容器のキャップにはローレットなしが多い。
開けた時にキャップの一部が容器に残り、開けたことがわかるようになっているキャップの事。ピルファーキャップ、封印付きキャップとも言われる。改ざん防止が目的である。
同じ条件のもとに製造する例えばプラスチック製品の、生産・出荷の単位である。生産時の生産ロット、検査の対象となる検査ロット、発注時の発注ロット等、様々な状況で用いられる。
プラスチック製品の射出成形において、成形品にアンダーカットがあるために、二分割以上となる金型である。
ペットボトル・アルミ缶等、一度使用しただけで、廃棄される容器包装資材である。商品の多様化に伴い増加傾向にある。