飴缶
一般的には、ブリキ製で高さの低い平べったい円柱形である。被せ蓋と胴(身)で構成されている。中身の飴(錠剤)が取り出しやすいように飴サイズの穴が開いた中栓がついている。
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一般的には、ブリキ製で高さの低い平べったい円柱形である。被せ蓋と胴(身)で構成されている。中身の飴(錠剤)が取り出しやすいように飴サイズの穴が開いた中栓がついている。
プラスチック製品の成形時の熱劣化・長期間使用時の光劣化等を抑制するために用いられる添加剤である。
ポリウレタンに発泡剤・整泡剤・触媒・着色剤等を混合し、樹脂化させながら発泡させたものである。
ポンプを押すと容器内の空気が抜けて中身が吐出される構造のポンプである。中身が減ると容器底部も上昇するため、チューブが必要無い。通常のチューブ付きポンプ容器よりも複雑な構造なので割高となる。
プラスチックの原料であるポリエチレンの一種である。電気絶縁性、耐水性、耐薬品性に優れ、LDPE(低密度ポリエチレン)より耐熱性、剛性が高い。シャンプー容器・洗剤容器・バケツ等、幅広く使われる。原色は白っぽく半透明であるのが特徴。着色することで不透明にすることが可能。HDPEはハイデンとも呼ばれる。
非常に高いガスバリア性をもつ機能性プラスチック原料(エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH))。1972年にクラレ社が製造・販売を始めた。内容物の変質・劣化を防ぐため、マヨネーズやケチャップ等の食品容器・医薬品容器・化粧品容器等、幅広く使用されている。
プラスチック共重合合成プラスチック原料である。優れた衝撃性や剛性を持ち、表面がきれいで、加工性も良いため、自動車・電気・電子機器等の外装に幅広く使われる。容器にはあまり使われない。
ガラス繊維などと組み合わせることで強度を高くした繊維強化プラスチックのこと。軽量で耐久性がよく、航空機や自動車などの乗り物から、ユニットバスなどの住宅設備機器まで幅広く使われる。容器に使われることはほぼない。
プラスチックの原料であるポリエチレンの一種である。LDPE(低密度ポリエチレン)と比べて高強度・低抽出分・シール性に優れる等の性質を持っており、フィルムやラミネート素材として幅広く使われる。
プラスチックの原料であるポリエチレンの一種である。電気絶縁性、耐水性、耐薬品性、環境適性に優れるが耐熱性は乏しい。柔らかく、包装材(袋、ラップフィルム、食品チューブ)・農業用フィルム・臨床検査器材(スポイト)等、幅広く使われる。LDPEで成形したものは白っぽく半透明であるのが特徴(着色剤入れていない原色の場合)。LDPEはローデンとも呼ばれる。
汎用プラスチックと比べて、強度・耐熱性等、特定の機能を強化したプラスチックである。自動車・電機・電子機器の部品などに主に使用されており、ポリアセタール(POM)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネート(PC)・変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)・ポリブチレンテレフタレート(PBT)が5大汎用エンプラとされている。容器に使われることはほぼ無い。
プラスチック製品が紫外線等にさらされることにより黄色く変色することである。
限界までプラスチック容器等に液体を入れた時に入る容量のことである。オフ量、OF量とも表記される。
一般的には、ブリキ製で直方体形、円形の小さな口径の口部があり、オイル・溶剤等、低粘度の内容物を入れるのに向いている。
物の質量を、物を入れた容器の容積で割った値である。たとえばプラスチック容器等の空隙を含む場合、プラスチック原料の重量(g)÷体積(cc)で求められる。
マチ(奥行)付き袋である。横ガゼットタイプ、底ガゼットタイプがある。内容物を充填後に自立した状態で陳列すること、容量が大きくなること、マチに大きな印刷が出来ることなどが強みである。
順方向には流体を流すが、逆方向に流れようとすると自動的に閉弁する構造にした弁である。プラスチック製品ではエアレスポンプ等に使われる。
上下に差込フタが付いた簡易な箱のこと。
金属やプラスチック等の表面を鏡のように平滑に、かつ光沢のある状態に仕上げる方法のことである。
金属や金箔で樹脂製品を加飾したもの。キャップに使われることが多い。金装飾は金冠・蒸着・ホットスタンプとあり、金冠が最も高く、蒸着、ホットスタンプの順となる。
化粧品用クリーム等に使用されている円筒形の広口容器のこと。キャップ・本体ともインジェクション成形であり、本体は1パーツの場合と2パーツの場合がある。
二酸化炭素や窒素酸化物等の環境有害物質の排出量が相対的に少ないエネルギー源のことである。自然エネルギーである水力・風力等に加えて、化石燃料の中では有毒物質の発生が少ない天然ガスもクリーンエネルギーに含まれる場合がある。
薬・サプリメント・ミントなどの錠剤を少量持ち歩くためのコンパクトなケースである。材質としてはプラスチック製のものとブリキ製のものがある。横スライド・ヒンジ・被せフタ方式などがある。
注ぎ口のついた胴部分と計量機能付きキャップの2パーツで構成されたキャップ。液体洗剤や液体入浴剤等によく使われる。
使用後はつぶして減容化が可能なプラスチック製の容器。おりたたんで廃棄することで廃棄物の体積を減らせる。
人工的に作られた高分子化合物からなる物質の総称。ポリエチレン・ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂(熱で溶ける性質)と熱により固くなる熱硬化性樹脂に大別される。
臨床検査器材のひとつであり、検液(少量の尿等)を入れ自動分析機で分析する
化粧箱等の底面を4枚の組み合わせにした、差込式のキャラメル箱より強度を持たせた箱である。強度があるため、化粧品や香水、雑貨等の重量のある商品を入れるのに使われる。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、ポンプを押すことで内容物の液体が吐出されるスプレーのことである。手指の殺菌、消毒用途で使われることが多い。
真空中で金属や金属酸化物などの成膜材料を加熱して、溶融・蒸発または昇華させて基材や基板の表面に蒸発、昇華した粒子を付着・堆積させて薄膜を形成する技術のこと。キャップ、容器の加飾に使われる。
袋の底にマチを付けて自立できるようにしたパウチである。各種食品や詰替洗剤・シャンプー用等、幅広く使われ、材質・開封口の形態により様々な製品がある。
臨床検査器材のひとつであり、血液や尿を入れる試験管のこと。管の先が細くなっている形状のものが多い。採った血液や尿は自動分析機で分析する。
スポイトとは臨床検査器材のひとつであり、少量の液体を吸い上げ、他の容器等に移動するために使われる道具である。使い捨てではLDPE(低密度ポリエチレン)が素材として使われる。
微生物によって完全に消費され、自然的副産物のみ(水・二酸化炭素)を生じるプラスチック原料のこと。現在市場に出回っている生分解性プラスチックのほとんどはポリ乳酸である。ポリ乳酸の生分解には摂氏50℃以上の温度が必要なので海洋環境中では、ほとんど分解されないか、極めて長い年月がかかると言われている。海洋生分解性プラスチックはまだ開発段階。
プラスチック製品等の工業製品が、屋外で使用される場合、太陽光・温度・湿度・雨等の屋外の自然環境に耐えうる性質のことである。
プラスチック製品等の工業製品が、静電気を帯びるのを防ぐために、成形材料に添加したり、表面に塗布したりする副資材のことである。界面活性剤・無機塩・多価アルコール・金属化合物・カーボン等がある。
プラスチック製品等の工業製品が、高温に耐えうる性質のことである。具体的には、熱の影響でクラック・そり・黄変などが起こりにくさのこと。
プラスチック製品等の工業製品が、燃焼に耐えうる性質のことである。
プラスチック製品等の工業製品が、薬品に耐えうる性質のことである。「耐薬品性が高い」とは、アルカリ・酸類・酸化剤・有機溶剤・塩類等の薬品に対して、溶けたり、膨張したり、反応しにくいということ。
プラスチック等の工業製品が、油類に長時間接触しても性状の変化を起こさず、使用に問題がない性質のことである。
プラスチック等の工業製品が、有機溶剤への長時間の接触に対して膨張・軟化・溶出・変形しない性質のことである。
錠剤(タブレット)を入れるプラスチック製や金属製の容器。サプリメント等の携帯用ケースを指す場合もある。
樹脂成形用の着色剤を含んだ粒状の着色原料のこと。規定の割合で樹脂原料と混ぜて使用する。使用前に撹拌機での攪拌が必要。粉末顔料と違い、飛び散ったり舞う心配が無い。
原色を混ぜ合わせて好みの色を作ること、またはその色である。調色には使い捨て容器が使われることが多い。
「使い捨て」のこと。調色用ディスポカップやサンプルカップ・スポイト等の臨床検査器材はディスポーザブルプラスチック製品の典型である。
ディスポーサブルカップ(使い捨てのカップ)の略称。塗料を混合して調色する時等に使われる。弊社でもポピプロピレン製で取り扱いございます。
プラスチック原料の物性改善(酸化防止・紫外線吸収・難燃等)に用いる添加物のこと。
主に植物から得られるやに状物質(松やに、琥珀等)のことである。プラスチック製品の成形に使われるポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂に対比する物質である。
プラスチック容器やフィルムが水蒸気を外に出す性質のことである。食品や医薬品等は内容物を保護する必要があるため、透湿性が低いこと(防湿性があること)が求められる。
プラスチック製品の着色剤であり、粉末状で顔料と金属石鹸等を混ぜ合わせて作られる。製造にほとんど手間がかからないため、最も安価な着色剤であるが、飛散しやすい、機材を汚しやすい、計量が難しい等の欠点がある。
溶剤で希釈した接着剤を一方のフィルムに塗布し、フィルムの表面を熱風で乾燥させ溶剤を除去し、もう一方のフィルムと貼り合わせる方式のことである。レトルト食品のパック・フィルム等、耐熱性が必要な製品によく使われる。
金属を主材料とした200リットル以上の大型缶のこと。ガソリン・灯油等の燃料油、塗料・溶剤等の工業材料を入れて運搬・貯蔵されるのによく使われる。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、握ると内容物の液体が霧状に吐出されるスプレーのことである。ガンスプレーポンプともいう。消毒液・消臭剤・園芸用品・殺虫剤・防虫剤等によく使われる。
キャップ等の締め付けの強さ管理のことである。プラスチック容器の内容物の漏れ防止のため、キャッパー等にてトルク管理を行うことが望ましい。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、ポンプを押すことで粘性の高い内容物の液体が吐出されるポンプのことである。ディスペンサーポンプともいう。シャンプー・乳液・ローション・除菌ジェル・日焼け止めによく使われる。
とがった注ぎ口のついた胴部分と注ぎ口に嵌るキャップで構成されるキャップ。ハチミツやボンド等、粘度の高い内容物によく使われる。
石油を原料とするポリアミド合成繊維から作られた繊維の一種である。ガスバリア性が必要な多層ブロー容器によく使われる。摩擦にも強い性質。
原油を分留して得られる軽質油である。多くのプラスチック原料価格はナフサ価格に連動する。
加熱すると軟化し、冷却すると硬化する可逆的変化のプラスチックである。ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)・PET等が該当し、量産成形に適している。
加熱すると硬化し、冷却しても元の状態に戻らない非可逆的変化のプラスチックである。フェノールプラスチック原料、エポキシプラスチック原料、ポリウレタン等が該当する。
バイオマス(枯渇性資源ではない、現生生物体構成物質起源の産業資源)を原料としたプラスチックと生分解性を持つプラスチックの総称。原料として植物等の再生可能な有機資源を使用することにより、石油などの化石資源にできるだけ頼らずに持続的にプラスチック作ることができる素材のこと。バイオマスプラスチックが全て生分解性プラスチックとは限らないので注意が必要。
液体や気体等が漏れないよう、または外部から侵入しないように気密性を高めるために、キャップに嵌められる薄いプラスチック片である。液漏れしないように、容器の口がパッキンにしっかりあたるようにはめ込む必要がある。ソフトロン、ハイシート、PPハイシートなどの種類がある。
布・皮・ゴム等柔軟性のある素材でできた軟らかいバフを使用して、プラスチック製品の研磨やつやだしを行なうことである。
熱可塑性プラスチックで、広く工業用から日用品雑貨に至るまで使われているプラスチック原料のこと。PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)など。
液体の一定量を正確に移し入れるための、目盛りの付いた先細の管のこと。スポイトと厳密な区別はない。
プラスチック製品のひとつで胴径と同じくらい口径の広い容器のこと。材質はポリエチレン(PE)製・ポリエチレン・テレフタレート(PET)製が多い。形状は丸型が多いが角型もある。平キャップを使う場合が多いが、ふりかけキャップ・トンガリキャップ・芳香剤用キャップ等を使う場合もある。
キャップの本体と蓋がヒンジでつながっているキャップの事である。片手で開閉ができる。パッキン+キャップに比べると気密性が劣る。
樹脂成形品の表面に小さな穴が開いている成形不良のこと。
キャップの一部がヒンジになっており、開けると内容物を振って出す穴がついている。1つ穴、4つ穴、5つ穴などがある。
プラスチック容器吐出部のひとつであり、指で天面を押すと内容物の液体が霧状に吐出されるスプレーのことである。ミストスプレーポンプともいう。化粧水・ヘアケア・香水等の化粧品や、除菌スプレー、消毒スプレー、消臭剤・ルームフレッシュナー等によく使われる。
粒状化したものを指す。プラスチックの成形材料はペレット化されている。
プラスチック製品のひとつで胴径に比べて口径の細い容器である。材質はポリエチレン(PE)製・ポリエチレン・テレフタレート(PET)製が多い。形状は丸型が多いが、オーバル型・角型もある。用途に応じて平キャップ・中栓・穴あき中栓・ヒンジキャップ・ミストスプレーポンプ(フィンガースプレーポンプ)・トリガースプレーポンプ(ガンスプレーポンプ)・ドロップポンプ(ディスペンサーポンプ)等、様々なキャップを使う。
プラスチック製品の原料であり、容器やフィルム等、様々な用途に使われる。耐薬品性・強度・防水性に優れるが耐熱性は低く火や熱に弱い。HDPE(高密度ポリエチレン=一般的な容器に使用)、LDPE(低密度ポリエチレン=スポイト、容器中栓に使用)、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン=軟包材のラミネート素材に使用)等、用途によって使い分けられる。
プラスチック製品の原料のひとつ。ペットボトル、食品カップ、包装フィルム、シュリンク素材など様々な用途に使われている。透明度が高いという特徴を持つ。ボトルの場合、通常の耐熱性は50℃ほど。耐熱ペットボトルでも80℃ほどである。耐薬品性、耐酸性、耐有機溶剤性は低い。強アルカリ液性の内容物には向いていない。アルコール液にも不向き。フィルムに使用される場合は耐熱温度は200℃近くまでと高くなる。
プラスチック製品の原料のひとつ。塩ビとも呼ばれる。機械的強度にも優れる。耐薬品性にも優れており、ほとんどの酸・アルカリ・塩類等に浸されることがない。耐熱性は弱い。
プラスチック製品の原料であり、容器等の食品包装材料やCDケース、家電製品等に利用されている。耐水性・耐薬品性に優れているが、熱に弱く、衝撃耐久性が低い。
プラスチック製品の原料であり、家電製品や文房具、自動車用のパーツ、おもちゃ等、幅広い用途に使われる。機械的強度・耐熱性・耐薬品性に優れるが耐候性に劣る。ランダム、ブロック、ホモなどのグレードがある。ランダムグレードで成形すると半透明になる。
プラスチック容器に付属する吐出部のひとつであり、ノズルを押すと均一で一定量の泡を吐出される。ハンドソープや洗顔料等に使われる。
プラスチック製品の着色剤であり、ペレットの中に高濃度の顔料が練り込まれており、ナチュラルペレットと混ぜる量を調整することで、容易に色の濃淡を変えられる。均一性にも優れ飛散や機材汚染の心配もなく、着色ペレット(ペレット状カラー)に比べ安価である。
一般的には、ブリキ製で円柱形、口が大きく開いており、塗料・パテ・接着剤等、高粘度の内容物を入れるのに向いている。
ブリキ製の円柱形で山形に絞った先に口がある缶。内容物が注ぎやすくなっている。角缶よりさらに口径が小さく、溶剤・オイル等、低粘度の内容物を入れるのに向いている。
滑り止めを目的として、容器のキャップ側面に入れる縦ギザ状の溝のことである。医薬品容器・雑貨容器のキャップにはローレットありが多く、化粧品容器のキャップにはローレットなしが多い。
ペットボトル・アルミ缶等、一度使用しただけで、廃棄される容器包装資材である。商品の多様化に伴い増加傾向にある。